役員挨拶

代表挨拶

一般社団法人奈良先端医工科学連携機構 
代表理事 
塩﨑 一裕
(国立大学法人奈良先端科学技術大学院大学 学長)

 このたび、一般社団法人「奈良先端医工科学連携機構」の代表理事に就任いたしました、奈良先端科学技術大学院大学の塩﨑一裕です。まずは、奈良先端科学技術大学院大学と奈良県立医科大学との連携強化にご支援をいただきました皆様に、心より感謝申し上げます。

 奈良先端科学技術大学院大学と奈良県立医科大学は、2009年3月に相互協力に関する包括協定を締結して以来、教育・研究を中心に活発な交流を行い、奈良の地で医工連携を推進してまいりました。

 本法人の設立は、これまで両大学が積み重ねてきた医工連携の成果を一層発展させる重要な一歩であり、両大学の緊密な協力関係を明確な形にすることで、学内外からの知の集積も期待されます。私たちは、医学と工学、さらにはAIなどの最新技術を融合させ、次世代の医療と社会福祉に寄与することを目指しています。特に、両大学の強みを活かしたバイオ、医用材料、ヘルスケア等の「先端医工科学」の分野における研究と人材育成、産学連携に注力し、奈良から世界に広がるイノベーションを創出していく所存です。

 この取組が、医学、工学、さらには関連する科学技術の発展とその社会実装をとおして、より良い社会の実現を目指す共創の輪をグローバルに拡大するものと確信しております。

 今後とも、皆様のご指導とご支援を賜りますようお願い申し上げます。

代表理事 塩﨑 一裕

副代表挨拶

一般社団法人奈良先端医工科学連携機構 
副代表理事 
細井 裕司
(公立大学法人奈良県立医科大学 理事長・学長)

 このたび、一般社団法人「奈良先端医工科学連携機構」の副代表理事を拝命いたしました、奈良県立医科大学の細井裕司です。

 この重要な機構の設立に向けて尽力してくださったすべての関係者の皆様に、深く感謝申し上げます。私たち奈良県立医科大学と奈良先端科学技術大学院大学は、これまでも連携を通じて数多くの成果を上げてまいりましたが、今回の法人設立によって、その取り組みがさらに強固なものとなり、新たなステージへと進化することを大変心強く感じております。

 本法人の使命は、医学と工学を中心に据えた「先端医工科学」の分野において、共創の輪を広げ、世界に、そして地域社会に貢献する革新を生み出すことです。特に、臨床の現場と最新の工学技術との連携を深めることにより、より実践的で社会に即した研究や人材育成を期待しております。AIやデジタル医療などの新たな分野においても、奈良から世界へと発信する技術と知見を創り出していく所存です。

 私たちは、この機構を通じて、両大学の強みを最大限に活かし、医療を知る工学者、工学を知る医療者の育成を通じて産業と医療の発展に寄与してまいります。

 今後とも、引き続き皆様のご支援とご指導を賜りますよう、何卒よろしくお願い申し上げます。

副代表理事 細井 裕司